8月8日に、第3回のオンラインでの指導者研修会を開催しました。
今回のテーマは、「テクニック」。フリートーク形式で、参加していただいた方の日常の取り組みやこれまでのご経験から、それぞれのお考えをお聞きしました。
トークの中で、「運ぶ」ということを切り口に、指導者としての選手へのアプローチを見直していくことが必要ではないかということが話題になりました。無意識のうちに、指導者の持っているサッカー観を選手に押し付けてしまってはいないか、それによって、選手のサッカー理解やテクニックの幅を狭めてしまったり選手の未来を奪ってしまったりしていないか。そして、各年代によって、その時に何を大切に指導者が選手と向き合っていかなくてはいけないか、どんな言葉を選手に投げかけどんな関わりをしていったら良いかについても情報交換がされました。
また、トレーニングだけのトレーニングにならない、ゲームの中で生きるトレーニングをしていくことの重要性も話題になりました。形ではなく、何を観てどう判断してテクニックを発揮するか等、サッカーの本質を選手に伝えることが大切であることを感じました。
これまで、オンラインでの指導者研修会を3回開催させていただきましたが、ざっくばらんに指導者同士がオープンマインドで語り合うことは、とても重要なことだと感じています。一人でも多くの指導者の皆さんにご参加いただき、日頃のトレーニングやゲームについてお考えのことや悩みなどを一緒に共有していくことができればと思います!
開催期日・日程につきましては、KICKOFFや県協会ホームページ、メール等でご案内をさせていただきます。
Go together! 長野県サッカーの未来に向かって、共に進んでいきましょう!
(長野FAチーフインストラクター 中村博一)