7月19日、2017年度第5回審判セミナーが長野Uスタジアムにて行われました。
講義
今回の講義は山際さんが担当です。今回の講義は、オフサイド(相手競技者を妨害する)。講義のゴールは、「オフサイドの理由が説明できるようにしよう」です。
今回のメニューは、
- 小テスト
- 競技規則の条文確認
- VTR5問テスト
- 見極めるポイント
相手競技者を妨害する 条文解説
- 明らかに相手競技者の視線を遮ることによって、相手競技者がボールをプレーする、または、プレーする可能性を妨げる。
- ボールへ向かう相手競技者に挑む。
- 自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試みており、この行動が相手競技者に影響を与える。または、相手競技者がボールをプレーする可能性に影響を与えるような明らかな行動をとる。
VTR 5問テスト
相手競技者を妨害する理由を4つから選んで回答
まとめ
オフサイド判定のメカニズム
オフサイド判定のポイント
1. オフサイドラインのキープ
「サイドステップ」… フィールドに正対する時間を増やす
2. 視野の確保
全体を見る… 一点に集中しない
3. ボールと競技者のタイミング
予期予測… プレーの選択肢を複数もつ
相手競技者を妨害するとは
条文から以下のようにまとめとする
1. 視線を遮る
2. 相手競技者に挑む
3. プレーしようとする
4. 影響を与える行動
小テスト
『競技規則2016/2017』 p77~78 オフサイドより出題。今回8名が満点を取りました。
出題内容はこんな感じです。
- 次のいずれかによって相手競技者を妨害する。
- 明らかに相手競技者の( ① )を( ② )ことによって、相手競技者がボールをプレーする、または、プレーする可能性を( ③ )。
- ( ④ )へ向かう相手競技者に( ⑤ )。
皆さんも考えてみましょう!
プラクティカルトレーニング
今回の講師は、松本さんが担当です。テーマは、オフサイドの判定テストです。本日のゴールは、「簡単なオフサイドの判断場面で正しい判定をし自信を持つ」です。
副審役は⽩のDFにフォローしながらすれ違うところでオフサイドを判断する。
各セクション終了後、タブレットにて判定を確認。全体確認は、カメラ撮影の動画にて再確認
まとめ
• オフサイドラインのキープが最重要であること。
• ボールが触れられた瞬間判断してそここらWait&Seeをしてフラッグアップをするかしないから判断が大切。
エンジョイマッチ
今回審判セミナー終了後、オプションとしてミニゲームを実施し終了しました。