2014年9月17日長野県フットボールセンターにおいて2014年度第7回の審判セミナーが開催されました。
今回の講師は山際さんです。
講義
今回のテーマは、「オフサイド」相手競技者に干渉する、その位置にいることによって利益を得るとは・・・
講義内容
【ディスカッション】
1枚の写真を基に状況を説明し、次のプレーを予測する。
【ポイント】
プレーを予測しよう
1.次にどんなプレーが起きそうなのかを予測する。
2.予測するための「気付き」をもつ。
3.気付きを増やして、対応力をつける。
相手競技者に干渉するとは・・・
明らかに相手競技者の視線を遮る、またはボールへ向う相手競技者にチャレンジすることによって、相手競技者がボールをプレーするまたはプレーする可能性を妨げることを意味する。
干渉かどうかの判断が難しい原因
- 相手競技者の視線を遮ったか。
- 相手競技者はボールに向かったか。
- 相手競技者にチャレンジしたか。
- 相手競技者がボールをプレーすることを妨げたか。
- 相手競技者がプレーする可能性を妨げたか。
※判断することが多い、また副審からは分かりにくいことが多い。では、視野を遮っているかどうかの判断材料は、オフサイドポジションにいる選手の位置と動き、GKの動きを考慮する必要がある。
アクション
⇒最終決定は主審がであるから
疑義があれば…
*旗を上げる
*アオウトオブプレー後なら呼ぶ
その位置にいることによって利益を得るとは・・・
ゴールポストやクロスバー、または相手競技者からはね返った、またはそれらに当たって方向が変わってきたボールを既にオフサイドポジションにいる競技者がプレーすること。
相手競技者が意図的にセーブして、はね返った、方向が変わってきた、またはそれらに当たって方向が変わってきたボールを既にオフサイドポジションにいる競技者がプレーすること。
ただし、相手競技者が意図的にプレーした(意図的なセーブは除く)ボールを、既にオフサイドポジションにいる競技者が受けたとしても、その位置にいることによって利益を得たとは判断しない。
まとめ
基本に立ち返ること
Wait&See(待つことは誰でもできるが、しっかりと見極めることが大切である)
オフサイドラインのキープ
サイドステップ
プラクティカルトレーニング
今回のメニュー
オフサイドテスト