9月16日 第7回審判セミナーが長野県フットボールセンター(松本市サッカー場)にて行われた。
講義
今回は、山際さんが担当。テーマは、オフサイドに関連して
1.アハ体験
2.大事なことってなに?
3.どうすればいいの?
4.みんなはどうやっているの?
プラクティカルトレーニング
「オフサイドテスト」
オープニングとして「アハ体験」を行う
皆さんもTVでご存じの方もおられると思いますが、脳科学者の茂木健一郎博士が良く紹介している一つの絵が時間の経過とともに変化していく。その変化したものを当てるというものです。
「わかったぞ」という体験を表す、英語圏で広く使われている言葉であるとともに、人間の脳の不思議な能力を表すキーワードとして、最先端の脳科学で注目されています。「ひらめき」や「創造性」とでも名づけられるような脳の驚くべき働きが、アハ体験!なのです。
今回のテーマ その1
「スイッチ」の入れ方を考えよう
スイッチの意味(審判に関わる意味)=位置・方向・やり方などを切り替えること。
具体的に主な副審の任務
「ゴールライン」「タッチライン」「ゴール」「オフサイド」「ファウル」
プレーの流れの中で何にフォーカスを当てるかスイッチを切り替える
今回のテーマ その2
大事なことってなに?
色々あるとは思いますが、今回注目したのは、
プレーを予測すること ⇒ イメージから逆算する
受講生の多くは、学生が多いため、わかりやすい事例として「中間テスト」をテーマに紹介。
中間テストの日=イメージする事象
「そろそろ来るぞ」=時間
「どうやって勉強しよう」=準備
実際のオフサイドの場合、プレーを予測すること
講義では、実際のプレーの静止画から5秒前のプレー、3秒前のプレーをグループディスカッション形式で行いました。回答を動画を再生する事で各グループの予測との違いなど再認識できた。
今回のテーマ その3
どうすればいいの?
Wait&See
サイドステップ
他にもいろいろあるとは思いますが、今回注目したのは基本的な事の確認を行いました。
プラクティカルトレーニング
サイドステップの練習とオフサイドテストを実施しました。