10月19日 2016年度第8回審判セミナーが松本市サッカー場にて行われました。
講義
今回講義の担当は松本さんです。今回のテーマは、決ハンドリングです。
今回の講義の目標は、「ただ手・腕にボールが当たっただけではハンドではない。意図的にとはどういう事か!」 です。
講義内容
- 10問小テスト
- ハンドリング《講義&動画》
- 前回のその競技者が、ボールに挑む可能性がない。とは《動画にて大峡さん》
1.10問小テスト
「競技規則2016/17 p.82」ボールを手または腕で扱うから出題されました。
2.ハンドリング
手または腕にボールが当たれば全てハンドでしょうか?
各テーマ(考慮すべき点)に沿って、動画を見ながら確認を行いました。(動画はJFA資料より)
- 手がボールに動いたのか、ボールが手の方向に動いたのか?
- 競技者の手または腕は、「自然な位置」にあったか「不自然な位置」にあったのか?
- ボールは近い距離から、あるいは遠い距離から手に当たったのか?
まとめ
ハンドリングに限った事ではないですが、判定を下すうえで重要な事は、考慮すべき点に当てはめて判断することが重要です。
※ただ何となく手に当ったからもしくは、周りの選手から「ハンド」と言われたからではダメです。
試合終了後、自ら反省する場合、インストラクターからの質問に対しても自分がどう判断したのか「考慮すべき点」に基づき答えられるようにしましょう。
プラクティカルトレーニング
今回の講師は大峡さん。テーマは、PKです。今回の目的は、「主審の確認すべき点、攻撃側の反則、守備側の反則」3つのテーマです。
内容
- 選手の特定、フィールド上の競技者の位置(GK含む)、ボールの位置など実戦的な声掛けを含むトレーニング
- 攻撃側のインプレー前の侵入に対してゴールを認める場合とやり直し
- キッカーの各種違反に対する再開方法及び懲戒罰など
- 守備側競技者のインプレー前の侵入に対してゴールを認める場合とやり直し
- GKのインプレー前のゴールラインからの飛び出しに対してゴールを認める場合と、やり直し及び懲戒罰
- 副審のGK監視とシグナル(タイミング含む)をトレーニング