9月19日(水) 2018年度第7回審判セミナーが長野県フットボールセンター(松本市サッカー場)にて行われました。
講義
今回の講義は松本さんが担当です。今回の講義のテーマは「試合の終わらせ方」講義のゴールは、試合終了の笛を吹くタイミング・状況等を考慮して、丁寧に心をこめて吹く。です
今回の講義の内容は、
- 競技規則10問テスト
- 空費された時間ってなに??
- 追加時間をアディショナルタイムとして表示する
- まとめ
1. 競技規則10問テスト
- 競技規則2017/18 P.75「試合時間」の項目から出題されました
皆さんも挑戦してみてください
( ① )された時間の追加
主審は、下記のように前半、後半に(①)されたすべての時間を追加する
( ② )
( ③ )した競技者の(③)の程度の判断や( ④ )からの退出
( ⑤ )
( ⑥ )
( ⑦ )で認められる、( ⑧ )やその他医療上の理由による停止
( ⑨ )を著しく遅らせる行為(例えば、得点の喜び)を含む、( ⑩ )
2. 空費された時間ってなに??
空費 → ムダ使い 皆さんも考えてみましょう
3. 追加時間をアディショナルタイムとして表示する
どのタイミングでボードをあげますか? ⇒タイムアップ10秒前程度から
ボードがない場合は? ⇒口頭で
どちらのチームからアディショナルタイムを伝えますか? ⇒負けているチームもしくはホーム
4. まとめ
終わらせ方は 雰囲気・タイミング・状況等を考慮して、丁寧に心をこめて吹く です
実技
実技担当は、講義に引き続き松本さん。
テーマは「フリーキックの再開手順」
本日のゴールは「フリーキックの再開の手順を確認し実践できる」
内容は
1. 9.15mの歩測の確認
2. セレモニー
注意点
クイックリスタートの有無を判断
しっかり試合を止めたこと周りに知らせる
再開の場所を決める
歩測で9.15mをとり壁のコントロール
攻撃(キッカー以外)・守備(壁以外)の競技者のコントロール
再開の笛
受講者の声
- 本日もありがとうございました。講義冒頭での映像を見て、様々なことが起こり得る中で、規則を日々勉強しなければと思いました。実技では丁寧なアドバイスをありがとうございました。実際の動きへのアドバイスは、大変貴重です。自分への自信にも繋がります。
- 試合の終わらせ方、とても勉強になりました。実際に笛を吹いていても、終了時間にコーナーキックになった場合など、いつ吹こうか迷います。ワンプレーやらせても、それでゴールが生まれたらまずいな、とも思います。実技は昨年の復習でしたが、役に立ちます。人数が少なくて残念でした。
- 試合の終わらせ方など細かなところや実技ではないフリーキックのセレモニーなど具体的にわかりやすかったです。
- 今日初めてフリーキックのセレモニーをやりましたが、いつもは選手として審判に注意をされるがわでしたが、今日は審判としてフリーキックを進める方法を勉強してみて今後の審判に活かしていきたいです。
- 講義では、試合のVTRを見ながら、どのタイミングで試合を終わらせるべきか、講師やセミナー参加者の方々の意見を聞くことができ参考になりました。 また、実技では、フリーキックの再開手順を実際に行い、クイックリスタートの有無の判断など、フリーキック再開時の注意点についてアドバイスをいただき大変勉強になりました。