5月16日(水)2018年度第3回審判セミナーが長野県フットボールセンター(松本市サッカー場)にて行われました。
講義
今回の講義は大峽 諭さんが担当です。
今回の講義のテーマは「オフサイド」。講義のゴールは、オフサイドなのかオフサイドじゃないのかこれがオフサイドだ!と「スッキリ」して帰りましょう。です。
今回の講義の内容は、
1. 競技規則10問テスト
2. なぜオフサイドはあるの
3. オフサイドラインはどこですか
4. オフサイドポジションとは
5. オフサイドorオフサイドではないか確認
1. 競技規則10問テスト
競技規則2017/18 P.91「オフサイド」の項目から出題されました。
皆さんも挑戦してみてください。
第11条 オフサイド
• ( ① )にいることは、( ② )ではない。
• 競技者は、次の場合、オフサイドポジションにいることになる
頭、胴体、または足の( ③ )でも、( ④ ) の( ⑤ )にある(ハーフウェーラインを除く)
競技者の頭、胴体、または足の(③)でも、( ⑥ ) および( ⑦ )から( ⑧ )の相手競技者より相手競技者の( ⑨ )に近い場合
• 競技者は、次と同じレベルにいる場合は(①)にいないことになる
後方から(⑧)の(④)( ⑩ )にいる2人の相手競技者
2. なぜオフサイドはあるの
「GAMEがより面白くなる」
「待ち伏せを禁じる」
ためにある競技規則である
3. オフサイドラインはどこですか
皆さんもラインを引いてみましょう
4. オフサイドポジションとは
・ 後方から2人目の相手競技者
・ 最後方にいる2人の相手競技者 より
前にいる
(ボールを保持している味方競技者が相手競技者のゴールラインに近いポジションにいることをいう。)
5. オフサイドorオフサイドではないか確認
映像・図を用いて、いろいろなケースで確認しました
実技
実技担当は、J3担当審判員の小出貴彦さん。
「オフサイドテスト」
本日のゴールは「自分の見極めをチェックしよう」
・ スタートの合図でDFとFWが動きだし、交差するくらいでボールを出す
・ ボールが出た瞬間にFWがオフサイドポジションであれば旗を上げる。
・ オフサイドポジションでなければ、ボールの動きに合わせてついていく。
受講者の声
- アシスタントレフェリーは、オフサイドラインを忠実に守ることが必要であり、判定の為に大切であることを改めて感じることができました。「見る」ポイントをまた教えて頂きたいです。
- オフサイドの基本的なところは学べ再確認出来ました。意図的なプレーの曖昧さをどう判断できるか今後も勉強していきたいと思います。オフサイドテストでは実際に感じた判定とビデオでの差が大きく驚いた。ズレを今後も修正していけたらと思います。
- 講義では、オフサイドになるケースを図やVTRで解説してくれたので分かりやすかったです。また、VTRを見て、実践ではオフサイドを判断するのに難しい場面もあることが分かり、集中力が大切であることを実感しました。実技では、オフサイドのテストを行い、後からVTRで見ると、自分のオフサイドの判断にズレがあることが分かり、とても勉強になりました。
- 講義は再確認といった感じでしたが、実技は勉強になりました。自分のジャッジした映像を見直すとまだまだだな、と思います。もっと経験を積んで正確なジャッジができるよう頑張ります。最後に見せていただいた山際さんのジャッジ、姿勢とかフラッグのあげ方、マネしたいと思いました。
- ラインキープの遅れが致命的になると改めて感じた。ゴールに直結する判定を行うことから、自分の感覚を大切に試合でもっと「feel」できるように真摯に取り組みたい。お忙しい中ありがとうございました。
- 自分が見ているオフサイドの判定と、ビデオで詳しく見たときの判定差が良く分かりました。自分が副審をやる時は、気を付けてやりたいです。
- 実技のオフサイドで後でビデオを見てわかりやすかったです。
- vtrを見て、判定が難しい場面でも副審がオフサイドラインにしっかりついていくことによって正確な判定をすることができると感じた