2月21日 2017年度第12回審判セミナーがアルウィン会議室にて行われました。
講義
今回の講義は小出さんが担当です。今回の講義のテーマは「報告書の書き方」。講義のゴールは、「審判報告書をかけるようにする」です。
今回のメニューは、
①競技規則10問テスト
②第5条 主審 職権と任務の確認
③審判報告書の記入上の注意の解説
④映像を使って審判報告書の作成
⑤まとめ
➀10問テスト
「競技規則2017/18 p.101」退場となる反則 から出題されました。
②第5条 主審 職権と任務の確認(P59)
タイムキーパーを務め、また試合の記録を取り、関係機関に審判報告書を提出する。…とあります。
◎試合における主審の任務の一つ です。
③審判報告書の記入上の注意の解説
審判報告書は、その試合の主審が競技運営で記録した公式文書である。内容に間違いがないように他の審判員と記録を確認し、競技規則の用語を用いて記入し、提出する。
○事実に基づいて報告しなくてはなりませんが、事実を見極めてなければなりません。
○たとえば下記の内容で事実は?
その事実をどうやって伝えるか
•記載する際は5W1Hを用いて、
WHEN(いつ) WHO(だれ) WHERE(どこ) WHAT(何) HOW(どのように) (WHY(なぜ))を念頭に置いて主観的ではなく客観的に記載するようにしましょう。
④映像を使って審判報告書の作成
警告の場面と退場の場面それぞれで作成。
重要事項報告書には図の記載も可能です。
④まとめ
・審判報告書作成は主審の任務の1つ
・客観的な事実に基づいて報告する
・他の審判員、マッチコミッショナーがいる場合はそれらの方々と協力してミスのないように報告する。
退場になるとならないでは大きな違いがあります。条件の見極めが出来るようにしていきましょう。
更新講習者の声
・映像などを使う説明が多く、とても分かりやすかった。実際にプリントなどを使い教わったことを実践できた。質疑応答などの時間もあって疑問が残らなかった。
・主審はイエローカード、レッドカードなどちゃんと判断をしださなければならないので、たいへんだと思った。
・まだまだ多く認識していないことや消化しきれない部分があることに気づける機会になった。
・例えや映像を使っていて、分かりやすく説明していて質問にもていねいに答えていて分かりやすかった。
・実際に考えながら受講ができたので良かった。
・もう少し資料を分かりやすくした方がいいと思います。
・説明が少し難しいと思うが、楽しかったのでまた参加してみたい。
・警告、退場のことを詳しく知れて、ためになった。
・普段体験しない興味のあるテーマでした。
・ためになったからよかった。
・分かりやすく説明していただいてとても良かった。
・映像を交えて説明してくださったのでとても分かりやすかった。
・細かい所まで説明してくださって分かりやすかった。また、動画を用いて頂いたためよりわかりやすかったです。
・とても分かりやすかったです。映像があり良かった。
・長年3級ライセンスを持っている者にとっては、報告書の作業方法よりもルール等の変わった点について詳しく話を聞きたかった。(試合中での実用的な事)
・審判報告書という大事なテーマを分かりやすく解説していただいたので今後の審判活動に活かしたい。
・初めに写真を見せてその後のいつからいつまでカードが出せるのかの説明がピンとこなかった。
・報告書のやる意味は?試合の結果に直接関係しないような気がするので、見本を見て書けるようになればいいと、私は思う。
・これまでと違った講義内容はある意味新鮮であった。ありがとうございました。
・報告書の重要事項は書いたことがなかったので、書き方を知ることができてよかった。