12月16日 第10回審判セミナーが長野県フットボールセンター(松本市サッカー場)にて行われた。
講義
今回は、小林さんが担当。テーマは、得点および決定的な得点の機会の阻止に関連して行われました。
今回のメニューは、
- 警告・退場の由来について
- 得点および決定的得点の機会の阻止について
- 映像問題
警告・退場の由来
警告および退場を示すカードはいつから採用されたか?
⇒ 1970年ワールドカップメキシコ大会
なぜカード?
⇒ 共通言語がないのでカードが示されるようになったと言われています。
警告(黄色)・退場(赤色)はどのようにして決まったか?
⇒ 信号の色から連想し、世界中で認識される・・・と言われています。
得点および決定的得点の機会の阻止について
競技規則ではどこに書かれているでしょうか?
⇒ 競技規則P37~P40に記載されている
退場となる反則
⇒ 意図的にボールを手または腕で扱い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが行ったものには適用しな
い)
⇒ フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する
判定する際に考慮する点
- 反則とゴールとの距離
- ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
- プレーの方向(ゴールに向かっているか否か)
- 守備側競技者の位置と人数
- 反則が直接・間接フリーキックとなるものである事
※ガイドラインP132に掲載
ディスカッション
受講者による経験談を発表
⇒ 事象
⇒ 対応
⇒ メンタル
映像問題
今回のテーマに関連する映像を基にノーファウル、ファウル、警告、退場を判定する。全26問
時間内に全ての問題に対して確認は出来なかったが、多くの資料を基にあらゆる視点でディスカッションが行われた。