11月16日 2016年度第9回審判セミナーが松本市サッカー場にて行われました。
講義
今回講義の担当は山際さんです。今回のテーマは、チームワークです。
今回の講義の目標は、「チーム力を高める」 です。
講義内容
- 10問小テスト
- アイスブレイク《ジェスチャーゲーム》
- チームワークって何?
- ゲームから検証(動画)
1.10問小テスト
「競技規則2016/17 p.178」ゴール/ノーゴールから出題されました。
2.ジェスチャーゲーム
チームワークを高めるために
昨年好評だった為、今年も行いました!
ゲーム方法
- 2チームによる対戦
- チーム内代表者がお題に対して
- ジェスチャーをする。
- 同チームメイトがジェスチャーしている内容を答える。
- 答えたら次の代表者が入れ替わりジェスチャーをする。
3.チームワークとは
チームの人々の統制のとれた共同動作。また、そのための団結力。『大辞林』より
チームの要求レベルに到達するために自己責任で努力を続けたうえで、技術的・精神的・身体的な協力体制が整っている状態。
『「勝つ」組織集団スポーツの理論から学ぶビジネスチームビルディング』より
チームワークのゴール
1+1>2
1(主審)+1(その他の審判員)が『2』以上のゲームコントロールが発揮できるように
まとめ
チームワークで大事なこと
- 個の役割を果たす(主審・その他の審判員《副審・第4の審判員など》)
- 主審がリーダーになること
※リーダーの資質(目標達成能力・集団維持能力)、最後は主審が責任を負う
プラクティカルトレーニング
2016年審判セミナー最後のプラクティカルトレーニング。今回の講師は松本さん。テーマは、オフサイドです。今回は講義のテーマでもあったチームワークを取り入れたより実戦的な形式で行われました。
内容
- 主審と副審が協力し正しい判定を行うトレーニング
- ノットオフサイドも含めあらゆる場面を想定しFW・DF役を演じる(青破線円内)
- 主審役は、ステップを踏みながら笛の合図でスタート⇒ボールが前方へ蹴られる
- 副審は、オフサイドラインキープおよびボールの出所を確認し、違反(今回はオフサイド)が起きればフラッグアップ(シグナル)をする。
- 主審役は、副審のシグナルを受け笛を吹くかキャンセルするか判断する⇒笛もしくはキャンセルのシグナル
主審としてのポイント
主審自らボールの出所を確認したりFW、DFの動きに注意しながら全てを副審に頼るのではなく自分の判断でオフサイドを判定する。
副審としてのポイント
正しいオフサイドの判定をするために正しいステップワークを使いながらオフサイドの条件を満たしているのか自分で判断して判定をする。