
2025年2月20日(木)第9回 長野県レフェリーアカデミー(ベーシックコース)がオンラインで開催されました。
今回は以下の内容で行いました。
- 全国大会参加報告「JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会」 報告:小林大弥さん
- 講義 テーマ「フラッグテクニック」 講師:田中 陽達さん
1. 全国大会参加報告「JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会」
- 2024年12月26日~鹿児島県で開催された「JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会」へ受講生である小林大弥さんが審判員として参加されました。
- 大会1日目開幕戦の主審を担当され、緊張したが理想とした動きができ、リラックスしてできたとのことでした。
- また、担当した試合で、良かった点と課題となった点を報告いただき、たくさんの学びができたとの報告をいただきました。
- 最後に、「多くの審判員、インストラクターの方と出会うことができ、同年代の審判員と切磋琢磨して大会を終えることができた。新たに発見した課題を克服してもっと上を目指したい。」とのコメントがありました。
2.講義 テーマ「フラッグテクニック」 講師:田中 陽達さん
■内容
- 講義
- 受講生の感想
1.講義
「フラッグテクニック」というテーマで、
(1)フラッグテクニックを考える
(2)映像から考える
について講義を行いました。
(1)フラッグテクニックを考える
最初に「なぜフラッグテクニックが大事なのか?」を受講生の皆さんに質問しました。
受講生の皆さんからは、
- レフェリーを補助するため
- タッチジャッジやオフサイドがわかりやすい
- 主審とのコミュニケーションの一つ、判定をスムーズにするため
との回答がありました。
副審が合図を行うシーンは、
- どちらのチームが、コーナーキック、ゴールキック、またはスローインを行うのか。
- オフサイドポジションにいる競技者が罰せられる時
- 競技者の交代
- PKの際にGKがゴールラインを離れたかどうか
があります。
正しい判定をするために、シグナルは毅然とした態度で示しましょう。
自信が表れ、信頼感につながります!
(2)映像から考える
スローインや得点時のフラッグテクニックについて学びました。
特に、判断が難しいシーン(微妙な判定のとき)のフラッグテクニックについてディスカッションをしました。
- スローインの判定が難しいシーン(微妙な判定のとき)、副審だったらどうするか?受講生の皆さんからは、
- まずは出たことを伝えるため旗を上げる。出たことをしっかりと伝えて、主審の判断に委ねる。
といった意見が出されました - ゴールキックやスローインの際には、正しいポジションで判定することが、正しい判定につながります。
最後に、、、
試合では主審からは見えづらく、副審にしか見えない事象があります。
副審のサポートで良いゲームになることもあるので、自身を持って判定しシグナルをしましょう。
2 受講生の感想より
- フラッグテクニックについて理解が浅かった部分だったのでとてもよい勉強になりました。
- 実践しやすい内容で楽しみながら講義を受けさせていただきました。
- 時間が足りなかった。もっと講義を受けたかった。
- 副審の担当が少なかったので復習も兼ねてフラッグテクニックの方に参加させていただきました。副審を担当するにおいての旗でのコミュニケーションの取り方等、短い時間でしたが、実践的で細かい実際のところまで教えていただき、とても勉強になりました。
- フラッグテクニックのことをしれたし、画面の画質が良かったし、楽しかったです。