2024年11月21日(木)第6回 長野県レフェリーアカデミー(ベーシックコース)がオンラインで開催されました。
テーマは「試合を進行させる③~ファウルと不正行為、判定時のポイント、考慮事項」で菅 賢太郎さんが講師を務めました。
ベーシックコース内容
- 講義
- 講義後の受講生の感想
1. 講義
はじめにサッカーの審判員=Refereeとは「委ねられる人」であることを受講生に理解してもらい、事象に対して「白」または「黒」だけではなくグレーゾーンがあることを確認しました。
グレーゾーンをいかに正しく、納得される判定へ持っていくためにはどのようなポイントがあるかを講義、ディスカッションを通して理解してもらいました。
考慮事項の確認
代表的なファウルと不正行為について考慮事項の一部を確認しました。
- ハンドの反則における考慮事項
手や腕を用いて意図的にホールに触れているか等 - タックル時の考慮事項
接触箇所、ボールへチャレンジができているか等
映像を使用した判定に対するディスカッション・見解
実際の試合映像から受講生がRefereeだったら何を根拠にどのような判定とするかディスカッションを実施しました。
受講生それぞれの意見があり、判定の根拠を活発にディスカッションすることができました。
最後に
審判員は「素晴らしい試合であった」「観て良かった」と試合に関わる全ての人が思ってもらえるときにやりがいや喜びを感じることができます。
「委ねられている」立場だからこそ「強い責任感」を持って任された試合を全力で挑みましょう!
2. 講義後の受講生の感想
- 起こった現象に『考慮事項』を当てはめて考えて、グレーゾーンでも両チームとも納得するような判定ができるように努力したいと思います。
- ファールの条件や審判とアンパイアの違いが分かったり、 レットカードとイエローカードが出る条件が分かってうれしかったです。
- 今回初めて参加させていただき、所々で質問があるかや、理解したかなどを確認していただきとても受けやすいかったです。 ファウルの反則の警告か退場の部分でみるべき要点を知ることができたり、映像を見てディスカッションしていく中で、別の人の見え方や感じ方を知ることができてよかった。