2023年 6月 15日(木)第2回レフェリーアカデミー(=RAC)がリモート形式で開催されました。
今回の講師は、内山さんです。テーマは「ファウルと不正行為」です。
1. 一貫した的確な判定基準を身に着けるために
- 判定基準とは、「ファウルかノーファウルかの境界線」
- 不用意とは、「相手競技者相手にチャレンジするときに注意もしくは配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いて行動すること」
→どういうときに「注意、配慮、慎重さを欠いていると判断できるか」について、事前の小テストの回答を基に各自の考え述べ、スタッフの見解も合わせて、共有しました。
2. 事実を見極める~ファウルが起こる状況を捉えられるようにする~
- 事実を見極めるためには、事象が起きる前に「見る準備」ができている
- 「見る準備」のために「ファウルが起きそうな前触れ」を察知することが大切である
→「ファウルが起きそうな前触れ」についてアカデミー生と2級受験者に分かれてディスカッションをしました。その後、全体で共有し、理解を深めました。
3 受講生の感想より
- 昨年に引き続きの『前触れ』の重要性を認識させていただきました。 意識しながら取り組みたいです。
- 前触れを感知することが重要であることを改めて確認できました。日々の審判活動の中で実践したいと思います。ありがとうございました。
- 事象に重点を置くのではなく、事象の前触れに重点を置くことで事象に集中することを意識して、今後の試合に取り組んでいきたいと思いました。
- ファールと不正行為のお話を聞いて、判定基準.予測することが大切というのがわかってとてもよかった。
- 自分の中の判定基準とそれを実行する準備、予測が大切であると感じた。
- ファウルが起こる前触れをしっかりと掴むことの大切さ、難しさに改めて気づかされました。人間である以上、90分間ずっと集中し続けるのは難しいと思いますが、「何かが起こるかもしれない。」と思い続けることが重要であると思いました。