2023年 2月 23日(祝)第10回レフェリーアカデミー(=RAC)が集合研修形式で開催されました。
今回の講師は、伴 勇さんです。テーマは「第4の審判員」です。
今回の内容
- 小テスト
- 小テスト解説
- 講義(第4の審判員の役割について)
- 映像分析(ディスカッション)
- まとめ
講義
講義においては、第4の審判員が責任を持って取り組むべき事項の確認から始まり、
- 競技者の交代
- アディショナルタイムの表示
- ボールの管理
- 用具の点検
- 競技者の再入場
- ベンチスタッフ等の監視
以上の6項目に加え、
※ 競技規則に記載されている事項を中心に主審から対応が求められる(援助)場合があることも理解しておく。
という事を確認(共有)しました。
映像分析
映像分析においては、ベンチスタッフの対応についてディスカッションし、
- 何処で対応するか?
- どの様な対応が必要か?
等、活発な意見交換が行われ、
※・試合の流れ等をしっかり理解する事。
・ベンチスタッフの感情等にも配慮しながら
・どの位置(場所)で監視を怠らずに対応するか?
という事が大切になってくると確認(共有)しました。
まとめ
- 1年間の活動の振り返り。
- オンライン講義 (9回)
- 試合の映像分析 (1回)
- 実技研修 (1回)
※『良い審判員に必要な力を習得する為に…。』
という言葉で1年間の活動を締め括られました。
感想
- 参加させていただいて2年経ちますが、初の対面式で、とても有意義な時間でした。やはりオンラインでは感じることの出来ない雰囲気であったり、実際顔を合わせて話し合うことの大切さを改めて感じました。一年間本当にありがとうございました。また来年度もよろしくお願いします。
- 競技のフィールド、その回りやテクニカルエリアなど、主審や副審が見られない部分の多くを観る大切さがわかりました。
例えばベンチの不満がなぜ起きているのか、どこからか繋がっているのかなどを見極める洞察力も必要なのだと。それによりベンチへの声掛けの内容も変わってくると思います。 - 大変参考になりました。以下、実践したいと思います。
・チーム役員が退場に値する行為を行った場合はただちに主審に事象を伝える。
・ベンチコントロールの際、近づかずに注意できる場合は中央位置をキープするよう、心がける。
・4審ではないが、課題となった動画では、主審と副審がきちんと意識共有できていないことでゲームが荒れたため、今後の活動において留意する。競技規則に書いてあることが全てではないことを知り、これからの審判活動に活かしていきたいと思った。 - 第4の審判について普段意識することなくやっていたのですが、今回の講義でどういったところに意識を向けてやればいいかクリアになりました。主審や副審とは違う難しさがあると思いますが、とにかく経験を積んでいけたらと思います。
1年間貴重な講義ありがとうございました。 - 4審は自分はまだやったことがなかったが今回の講義を聞いて重要さ、ゲーム全体に与える影響などがわかってよかった。
- 1年間ありがとうございました。とても分かりやすく、ポイントをおさえることができ、大変勉強になりました。
ここで、学んだことを今後の審判活動に活かしていきたいと思います。