2022年6月16日(木)第2回レフェリーアカデミー(=RAC)がリモート形式で開催されました。
今回、2級受験者対象アカデミーの講師は内山巧さんです。テーマは「主審(ファウルと不正行為)」です。
- 小テスト
- 講義
1. テーマであるファウルと不正行為を判定するために2つの要素「事実を見極める」、「一貫した的確な判定基準を持つ」という2つのキーワードが挙げられました
- 事実を見極めるために必要なこと
事象の前触れを見つける
⇨起きそうな事を予測する
⇨起きる時に集中する
⇨何が起きたか把握する
⇨適切な判定ができるようになる。
- 一貫した判定基準を持つために必要なこと
なぜその判定をしたのか、判定の根拠を明確にすること
ここで内山さんから根拠のガイドラインとして「Consideration Points」をご紹介いただきました。
2. 映像ディスカッション
Consideration Pointsの項目から、1〜5と考慮事項を数値化しファウルorノーファウルを各自で判断してもらいました。
図のように1つ1つの考慮事項を数値化し、総合的に判断することで映像の事象を判定しました。
シーンによっては意見が割れることもあり、有意義なディスカッションの時間となりました。
3. まとめ
- ファウルかどうかを見極めるための「基準」を明確にしましょう。
- 「考慮事項(Consideration Points)」を数値化し総合的に判断しましょう。
3. 2級受験生の感想より
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