4月20日 2016年度第2回審判セミナーが長野県フットボールセンター(松本市サッカー場)にて行われました。
講義
今回講義の担当は大峡さんです。今回のテーマは、副審です。
今回のメニューは、
- サッカーとバスケットの審判の違いと共通点
- 小テスト(事前予告)満点を目指して!
- 副審の任務
- 援助
小テスト
今年度より毎回実施し、今回で2回目となり「副審の任務」より出題されました。
今回の満点を取られた受講生は6名いました。
サッカーとバスケットの審判の違いと共通点
今回の大峡さんはバスケットの審判をテーマに違った角度から講義がありました。
興味深かったのは、バスケットボールの審判においてサッカーで言う主審と副審の権限の差はほとんどないという点です。また笛は其々持っており其々独自に判定し、全く平等の権限を持つという点です。
共通点として動き方(原則)ファウルの確認の観点から説明がありました。
- バスケットで言う「ボクシング・イン」とは常に10人を挟んで見る。これは、サッカーで言う対角線式審判法と同じです。
- バスケットで言う「オールウエイズムービング」立ち止まらず、良い位置、良い角度(常に確認できる位置へ)。サッカーの主審の動きと全く同じではないでしょうか。
などなど・・・
ファウルの確認では
- 選手間の接触
- 接触の責任がどちらにあるのか
- 影響
などなど・・・
第6条 副審
副審の任務の確認を行いましたが、サッカー初心者の方に伝え方をテーマにグループディスカッション形式で行った点がとても新鮮で良かった。改めて整理が出来たのではないでしょうか。
まとめ
副審は、主審が競技規則に従って試合をコントロールすることを援助する
今回のまとめです。(※注意 回答ではありません ご注意を!)皆様もこの機会に考えて見ては・・・
プラクティカルトレーニング
今回の講師は小出さん。テーマは、フラッグテクニックです。
ポイント
【スローインのシグナル】
・フラッグのグリップ部分が目の高さに来るように調整する。
【ゴールキックのシグナル】
・水平に肩と同じレベルまで上げる。
・身体が斜めにならない。
【コーナーキックのシグナル】
・旗を自分の右斜め下に出す。
・フィールドに正対する。
【オフサイドのシグナル】
・まっすぐ上げる。
・遠くのエリア、近くのエリアを示す時は、45度
【ファウルのシグナル】
・旗を上げて、左右に振る。(過度にならないように)
・攻撃側の反則は左手、守備側の反則は右手で上げる。