2月21日(木)2018年度第12 回審判セミナーがサンプロアルウィン(松本市)にて行われました。
講義
今回の講義は大峡さんが担当です。
今回の講義のテーマは「効果的なゲームコントロール」。
本日のゴールは「伝える、伝わるまで、負けないで」 です。
今回の講義の内容は、
- 効果的なゲームコントロールをしよう
- 競技規則10 問テスト
- 笛の吹き方
- 映像での確認
- 他の競技でのコントロールの仕方などの紹介
- まとめ
- 質疑
1. 効果的なゲームコントロールをしよう
GAME のクオリティが落ちる
GAME 展開に悪影響
観ている人にちぐはぐな印象を与える
こんなことがおきる要因のひとつで笛の音があります その他にもあるので考えてみてください
Referee が目立つ必要はないがGAME をスムーズにコントロールしていくには
- 前に出なくてはいけない時がある
- 出るタイミング 毅然とした態度
が必要です。
出たからには思いを
伝える
伝わるまでやる
負けない
ことを実践してください。
効果的なゲームコントロールに必要な要素は
Feel the Game
{雰囲気・ゲームの温度・間の取り方・状況を感じ取る 等}
2. 競技規則10 問テスト
競技規則2018/19 P.196・197「ガイドライン」から出題されました。
皆さんも挑戦してみてください。
次の場合には、笛を吹くことが必要である。
- 試合の前半、後半(延長戦の前半、後半)の、または( ① )のキックオフのとき
- 次の理由で( ② )を( ③ )とき:
フリーキックまたはペナルティーキック 試合の一時的な( ④ )、または中止
前半、後半の終了時 - 次の場合に(②)を再開するとき:
規定の距離を下げたときのフリーキック ペナルティーキック - 次の理由で(②)が停止された後に(②)を再開するとき:
警告や退場 ( ⑤ )の発生 ( ⑥ )
次の場合、笛を吹く( ⑦ )はない
- 次の理由で(②)を( ③ )とき
ゴールキック コーナーキック スローイン ( ⑧ ) - 次の場合に(②)を再開するとき
ほとんどのフリーキック、ゴールキック、コーナーキック、スローイン、( ⑨ )
( ⑩ )な笛を多く吹きすぎると、本当に必要な場合に効果が薄れることになる。
3. 笛の吹き方
sharp short strong
を気をつけて吹いてください
ゲームの中の場面で、いつ笛を吹くか考えてみてください
4. 映像をみて確認
5. 他の競技でのコントロールの仕方などの紹介
- 考慮事項の総合的に考えて不用意、無謀、過剰な力、を判断する。
- 事象の見え方によって判定が変わってくることを理解してください。
- 第一印象(ファーストインプレッション)を大事にしてください。
6. まとめ
GAMEコントロールに必要な要素
- feel the game
- 試合の雰囲気・温度・状況を感じ取って、前に出る。
- 「伝える 伝わるまで 負けない」
7. 質疑応答
受講者の声
閉講のご挨拶
2011 年3 月から始まった長野県審判セミナーは、2018 シーズンをもって終了となりますが、8 年間でのべ113 名の受講生にご参加いただきました。
受講された皆様が各自の目標に向かって切磋琢磨する姿から、多くの刺激をいただき、たくさんのことを学ば せていただきました。ありがとうございました。
審判セミナーを運営するにあたりまして、県協会を始めとする県内関係者の皆様にご協力を賜り、ここまで活 動することができました。この場をお借りして感謝申し上げます。
さて、2019 シーズンからは「長野県レフェリーアカデミー」として新たなスタートを切ります。長野県や日本 サッカー界の発展に少しでも尽力できるよう我々スタッフ一同も一生懸命取り組んでまいります。引き続きご指 導いただきますようよろしくお願いいたします。
審判セミナースタッフ一同