3月21日(水・祝) 2018長野県審判セミナーの第1回がアルウィンで行われました。
今シーズンで長野県審判セミナーも8年目。6名の受講生を新たに迎え、年間を通じて審判の技能を高めていければと思います。
講義
初回の講義担当は、今シーズンからJ3担当審判員する松本瑛右さん。
テーマが「開始10分ですべきこと」。
審判員には、選手や指導者と同じように試合開始10分間で考えるべきこと、気を付けるべきことがありますが、そのポイントについて講義で確認しました。
まずは、ディスカッションから。
当日はオブザーバーとしての参加者も一緒に車座になりながら、選手・指導者・審判員としてのそれぞれの立場で試合開始時に考えることについて意見を出し合いました。
ポイントとしては2つ。
「正しい位置での再開」
「正しい判定」
いずれも選手や指導者から見ても明らかに分かる内容で、試合の早い段階から信頼を失わないための大事なポイントとなります。実際の試合の中で、競技者の技量に応じて、適切に対応することが求められますので、意識をして試合に臨みたいところです。
実技
実技担当は、J1担当審判員の山際将史さん。
今回のテーマは「副審のステップワーク」。主にサイドステップを中心に、動いている選手に合わせる動き方、ボールを視野に入れる感覚を、実践を通じて体験しました。
オフサイドラインにつきながら、ボール周辺の監視をするのは簡単なことでありません。今回の実技の中で、オフサイドラインにつきながら、ボールへの焦点に強弱をつけるトレーニングは実践でも生かせる内容ですので、ぜひ試してほしいと思います。