1月17日、2017年度第11回審判セミナーがアルウィン会議室にて行われました。
講義
今回の講義は松本さんが担当です。今回の講義のテーマは「決定的得点の機会の阻止」。講義のゴールは、「決定的得点の機会の状況がわかる」です。
今回のメニューは、
①競技規則10問テスト
②決定的得点の機会の条件の解説
③映像を使っての判定と解説
④まとめ
➀10問テスト
「競技規則2017/18 p.101~102」得点、または、決定的な得点の機会の阻止から出題されました。
②決定的得点の機会の条件の解説
映像を見て確認
競技規則(P101)の条文
・反則とゴールとの距離
・プレーの方向
・ボールをキープできる、または、コントロールできる可能性
・守備側競技者の位置と数
◎決定的得点の機会とは、上記条件がしっかりそろっている事
③映像を使っての判定と解説
3パターンの映像をみて、決定的得点の機会かどうかを参加者の皆さんから意見を出してもらいました。
判定する時の注意点を整理すると
④まとめ
・明らかに、誰が見ても4つの条件がそろっている事が大事になります
・まずは、決定的得点の機会であることを把握する
・プレーの予測をもって、スイッチをいれましょう
退場になるとならないでは大きな違いがあります。条件の見極めが出来るようにしていきましょう。
更新講習者の声
・解説が分かりやすく非常に勉強になりました。自分の勉強不足を痛感しました。
・とても考えさせられる内容で勉強になりました。
・今回のテーマ、決定的な得点の機会の阻止について、映像を見て明確に、理解ができてよかったです。答えが一つではない事に改めて考えさせられました。
・意見の交換が有意義に思えたセミナーでした。
・具体的なテーマで知識を深めることができた。また、参加者の色々な意見、考え方が聞けて参考になった。(色々な考え方)
・大勢での講習会よりも面白い議論ができてよかったです。1つのテーマではありましたが、深掘りできました。時間的には微妙な感じですが、2つテーマを扱うのは厳しいかな…。
・慎重な判断、判定が求められ、試合の結果、内容を決めてしまいかねない重要なテーマについて、認識を深める良い機会となりました。
・セミナー形式で楽しく討論できました。参加者の前向きな姿勢に感動しました。否定することなくリスペクトの意識が高いと感じました。
・とても見やすい映像でとても分かりやすかったです。このような研修会があればまた、参加したいと思いました。
・・決定的な得点の機会の阻止について、いくつかの映像で確認でき、状態の判断について討論することで、自分自身規則を深掘りすることができ良かった。
・映像を多用してのディスカッションは非常に為になる。今後もディスカッション形式のセミナーがあれば参加したい。